特別企画!Mariのグルーヴ修行第3弾。N.Y編


 Vol.6

昨日までとは別人のようなファッションにチェ〜ンジ!
銀座系5番街系のMariから、渋谷六本木系タイムズスクエアのMariへ〜
ついに一人で夜な夜なクラブ行き決行じゃあぁああ〜〜〜〜〜
(ロンドンでママが買ったシルバーのドレスとビーズの高価なバッグは結局出番がなかったな)

お上りさんを見抜かれてカモにされないよう、夜中のメトロで目立たないよう、
黒のパンツにFUBUの黒のぶかぶかシャツジャケット。デイバッグ。
夜だから日差しの心配はないし、もう顏がボロボロで痛いので、ノーメイク。
この数日間、それなりにおしゃれしてあいそのいい顔で歩いてたら、いろんな人に話しかけられまくった。
It's not neccesery tonight.
未成年に見られて入場拒否されないようIDも持った。NYに発つ前の晩に買ったサルサシューズも持ったぜ。
目指すは[NELLS]
今夜は「Nelson Gonzalez Son Mundano & Guests」のライブ演奏で踊れるらしい。
とにかくクラブ情報仕入れるのに苦心惨憺であります。

7th.Ave、53thst.から14thst.まで歩き倒した。人なつこい顔もピリリ顔にして、ひたすら歩く。
ペンシルヴァニア駅をこえたあたりからちょっと暗くなって、前回のこわかった夜を思い出したけど、
そのうちヴィレッジになり、オープンカフェレストランと賑やかなおしゃべりでいっぱいになった。
ほっとする。
強いて言えば、表参道の感じかな?
レトリーバーに『ルームメイト求む』の看板をしょわせてるお兄さんがユニークだった。

目指すNELLSに到着。
間違ってとなりのHIPHOP系に入りそうになるが、音が違うので気付いて戻る。
( ̄ー ̄;)ははは・・・汗

花売りのおじさんが商品を持たせてとってくれたショット。ここがNELLS

バラの花束を売ってるおじさんが撮ってくれた写真。
(銀座だとおばさんだよね?バラを彼女に送る男は国境をこえているみたい)
面白い出会いがたくさんあった。ツイテル。

ヒカリちゃん=国連IT部の女の子で、彼氏がカリスマ的ハードコアパンク歌手。
高校からこっちに住んでるというだけあって、何人かちょっとわからないけど、
広末涼子さんとアメリカンインディアンが混ざったカンジの素敵な子と入り口で知り合う。
パンク歌手の彼氏はスニーカーだったので帰ってしまい、ヒカリちゃんとお友達と一緒に店に入った。
国連のサルサ同好会のメンバーということで、面白いお友達が増えそうだ。
店内ではバンドがサウンドチェックをはじめたところ。もちろん、のこのここんにちわ〜〜〜だ。

へへへ、、、これでコンガやボンゴも上手くなれたらいいんだけどな。

Chuckly Lopez=Tito PuenteおじさんのLive in Birdlandに参加してる
プエルトリコのパーカッショニスト。
一番に来てボンゴをチューニングしてたので、横に座り込んでオトモダチした。
楽器を買う場所とレッスンを受けるオススメを教えてくれた。
これだから、NY。このランクの人と間近に出会えちゃうのだ。
しかもステージ狭しとホーンセクションまであるラテン生バンドで踊れるってやっぱり贅沢でいい。
でも、踊りはあんまり上手な人がいないんで、ちょっとがっかり。

一緒に座ってた看護婦さんの姿がしばらく見えなくなってた。
階段を昇って戻って来た彼女が興奮して上気した顏でささやいた。
「下のが全然面白いよ、踊り上手い人いっぱいいる」
『ナヌッ!?』

朝まで踊り倒すらしい。髪の長い人のそばには行かない方がいいよん。髪の毛でばしばし叩かれます。

地下のフロアに降りたら、「ワ〜オ」
かっこいい!!
余裕のサルサドレスがたくさん踊っている。コパのお立ち台ダンサーと同じ系列のダンスだ。
これがNYサルサ?男女ともに、パフォーマンスの粋に達してる。
こんなふうに踊りを楽しめたら、どんにかたのしいだろう。
踊りが上手な髪の長い女性が、ブンブンバシバシ周りを叩き回ってもおかまいなしに踊ってるのは、
東京と同じだった。アレッて、当たると痛いんだよね、振り回してる本人は気持ちいいんだろうけど…

NYの女性DJはとにかく黒を着てればおしゃれなんだって。
たしかにどこでもみんな黒。でも地下のダンスフロアにはキューバ風に
白のジーンズやシャツを 来てる人も結構居て、それがサルサクラブっぽかった。

DJブースを見ると、マニッシュでカッコイイ女性ではありませんか!?
さっそく近付く。Elvira Dominguez=女性DJ。
骨太系選曲で、ハイレベルの客を踊らせてるクールな彼女に興味を持って話しかけたら、
なんとジャパンコングレスのDJで来日するそうだ。すっかり気が合った。
写真の通り、タフにみえるけどキュートな人。
なんで胸キュンサルサをかけないのか、今度きいてみよっと(笑)

ひとしきり盛り上がり、満足して店を出る。1時近いけど、メトロに挑戦。
ストリートの黒人のsaxの枯れた音がホームを包みこんで、やさしい気持ちになった。
地下鉄は深夜なのにけっこう賑やかで、ほっとした。

----疲れました〜〜〜おやちゅみ〜〜〜ん