Vol.8 (13 May 2002)
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晴れの土曜日はStreetパフォーマンスがいっぱいです。
お休みだから人もいっぱい、観光客もいっぱい、だから稼ぎ時でパフォーマーもいっぱい。
スティールパンのラスタヘアの黒人(多分カリビアン?)3人組は、
ビートルズナンバーなどを高度なアレンジで繰り広げ、思わず聴きいってしまった。
ポリバケツを逆さにしてドラムのスティックで叩きまくってる黒人の太った3人組もテクニック高し。
jazz系のドラマーだろう、みせっけに欠けるので人気はなかった。
銀色の静止男はまるで置き物、誰かがお金を入れるとカクカク動いて、またぴたりと止まる。
裸に白いパンティーのカウボーイも一発芸的人気。
Takaちゃんがよく「毛糸のパンツにソックス」でステージに出たいって
言ってるけど次回はぜひ、やってもらいましょう!
メインのそしてオフや、オフオフのブロードウェイシステム
(プレゼンして、これはイケルと思った人がスポンサーになる)は、よく出来てるなあ。
さあ、今夜はかねてから観たかった「Villa! Villa!」だ。
半額チケットが売り場にたくさんあったのは、定価以上で買った身としては悔しいけど、仕方ない。
(座席がないからどの券も同じ値打ちなんだけど…)
毛ガニさんに前からすすめられてて、ドラムの松田さんも面白いと言っていた。
内容は教えてくれなかったからわからない。
大好きな「STOMP」の小屋もチェックしに行こう。またまたひたすらDown
Town目指して
歩き続ける。休日の銀座と新宿と渋谷と原宿みたいな賑わいだ。
コリアンタウンのDELIを勧められてたけど、DELIの匂いだけで胸がいっぱいになって拒絶反応が…
仕方がないので、ビタミンshopでパワーバーを買って食べた。
日本よりずっと安い。Mr.BODY = 新井君が喜びそうだ(笑)
(このサプリメント天国、マッチョ天国の国でナチュラル部門で準優勝したなんて、
彼は凄い人だと思う。)
すれ違う人、店のガラス越しの人、みな食べてる食べてる食べてる。
バッドトリップしそうになるので、目をそむける。
こっち来てから、一度もレストランでまともな食事してないせいか、
食べ物に対する感覚がおかしくなってるのかも?
パワーバーは余計いけないね。
やっとマディソンスクエアに着いた。小さな丸い公園のベンチで、他の人に混ざってひと休み…
ホームレスさんも昼寝してる。
ピンクのカツラの長身のお姉さんが皆に「ロリポップはいかが?」と配ってる。 変〜
食べきれなかった上等のサーモンサンドまるまる半分をそっとベンチに置いて、
再び出発〜〜〜〜〜
チェルシーは、ごちゃごちゃしていて小さなギャラリーや庶民的ショップ
がいろいろあって楽しそうーー改めて来よう。
東に折れてユニオンスクエアに。
もうひと駅先の「STOMP」まではとても歩けないや、明日にしよ。
さすがに疲れた。スタバに入ってソファ席に沈む。
勉強してる学生やカップルでいっぱいだ。こっち来て初めて冷たいもの、アイスコーヒーを頼んだ。
「Villa Villa」の小屋は目の前。全員立ち見って話だから、少し休んどかないとね。
トイレの列で前の女の子に話し掛ける。列さえ有れば、誰にでも話し掛ける癖がついてしまった。
(ひとり旅ってこんなもん?)
赤いショートヘアに緑のTシャツに水色のスカート、裸足にズック。
オリーブ少女系だ。
彼と芝居を観るんだって。「いくらで買った?」ときかれ「$65」
と答えると、「何人分?」と無邪気にまた聞く。「は?ひとり分だけど?」
「ええ?!あたしたち、ひとり$20よ!そのかわり2時間並んだけど。いいの、彼と一緒だしい。」
いろんな意味で
「あっそ…」
小屋に入ると、ポップにペイントされた部屋に通され、開演時間が来たら全員上の階に誘導された。
暗闇の中で集団でいる気持ちって独特。
戦争のいろんなエピソードを想像しちゃう。
子供も多く、きゃあきゃあ、ぴゅーぴゅー、拍手ごっこ、、、勝手に盛り上がる観客。
「BLUEMAN」の時もそうだったけど、基本がロッキーホラーショーのノリなんだよね。
そしていよいよ ノイズ系のBGMが止まり...............
あとは、ひ〜み〜つ〜
Mariも聞かないで来てよかったから、言わないのだ。いじわるじゃないからね(笑)
音楽はMariが好きな民族音楽をエッセンスにパーカッションが炸裂したもの。
役者も終始ハイテンションでいきっぱなし。
でも、ひ〜み〜つ〜だじょお^。
ポリンキー、ポリンキー、教えてあげないよん、ピョン!
「STOMP」「BLUEMAN」など大人気の演目は全て、パーカッションが炸裂している。
ウームムム、Mariさまの考えは間違っていないようだ。ウームムムムム、、、
びしょぬれになったけど、面白くて興奮覚めやらずなので、歩いてかえる。
日中と違って、高層ビル街がガランとして暗くて人気がなく、酔っ払いや、
ホームレスさんが大声出してたりして、かなりドキドキしながら、小走りで帰った。
ミッドタウンのネオン街が見えたときは、ほっとしました。
-----Taka談その8
六本木にあるハンバーガーショップ『ジョニー&ロケッツ』はカーネギーデリのと近い味してます。
ジョニロケも確か1000円overだったような…
Vol.9 (14 May 2002)
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「ライオンキング」は前から5列めのまん中。ラッキー!
ディズニーものだけあって、子供連れが多い。
「京都最高!君はブルックリン橋のまん中をぜひ歩きなさい!」だって。
芝居は衣装装置がユニークで面白かった。踊りは、もっとアフリカンダンスの要素取り入れて
ほしかったし、内容もマンガチック。音楽はアフリカンテイストの部分は壮大でわくわくさせ、
ブロードウェイお決まりパターンもはずさず…
個人的には、もっと面白く出来るでしょう=と思ったけど、
出来上がったものにコメントするのは簡単だもんね? はい/
ただ、出演者大半がハイクォリティーのBLACKの俳優っていうのは、さすがブロードウェイ!
コーラスの声とか、インパクトある。四季に一時deepに関わっていたMariとしては感慨深いとこ。
休憩になると、なぜか誰もが m&m の小袋を持ってポリポリしてる。
人気なのか、映画館のポップコーンみたいな定番なのか?
気付くと小さなテーブル売店が出てて、m&mとミネラルウォーターだけ売っていた。
釣られてピーッナツの黄色い袋をひとつ買っちゃった。
ポリポリ…
大きな驚きもなく2部も終了。映画をいかに舞台に再現させるかがテーマだったのかな?
ライオンが前屈みになると、頭の上のお面が「くぁあっ」と前に飛び出し、
横から観てると演技者とお面が同時に存在する不思議さはある種の仮面劇、
人形劇みたいでもあった。
こんなど真ん中の席で居眠りしちゃって ごめんなさい〜〜〜
-----Taka談その9