Vol.12 (17 May 2002)
昨日は劇場まで行ったのに、安いチケットが買えなくてがっかりの「STOMP」
(そのかわりリンポチェさんに会えたから、人間万事塞翁が馬)
今日は、タイムズスクエアのtktsと言う半額チケット売り場に並んでついにゲット!
しかも普通2時間は並ぶのに20分弱。張り切ってマチネ(昼の部)へ、アルイテ、行く。
そう言えば、去年の武道館のA.A.Aで一緒にコーラスやったSETの役者の
白戸さんにもばったり会ったんだ。
ゴスペルのレッスン受けにきたって話で、ハーレム情報は白戸さんの先生経由でバッチリ。
(ツイてるのは、日頃の行いがいいから???)
期待通りTakaちゃんと前に行った東京公演と違い、300人ほどの小さな小屋。席も前から7列め。
目が大皿、耳はダンボ、顔はにっこにこ。
どこかの学校の団体がいて子供の悪のりに、またちょっとムッとなったけど、
それはそれで面白かったし、やっぱり何回見ても、お見事!
総勢60人のチームで、入れ代わ立ち代わりキャスティングされるから、
緊張感もあって、マンネリ化していない。
Mariが目指してる「カラダ=リズムの一体化」を、ダンス、演奏両方の側
からこなしてるその技術が、悔しいけどちょっとうらやましかった。
終演後、出待ちしちゃった。
話したかったんだもん。けっこうずうずうしいこと、やってのけてる気がする。
逆に、写真に関してはかわいい子供や撮りたいショットがあっても、
失礼になるかな?と遠慮が先に立ってしまって、なかなかシャッターが押せなくなってるのが
不思議。都会だからかしらん?
出てきた役者さんをつかまえて、通りいっぺんに済んでしまいそうな会話
をぐいぐいねじ曲げ、
「空いてる日にどっかで会ってお茶しながら、プロモーションビデオ交換やいろんな話しよう」
ということになった。
(むこうから言ったんだよ?恋愛もこんなかんじで自然体で達人
になれたらいいのに…ぶつぶつ、、、)
きのう、Austuro's Pizzateria(ソーホーのお店)に行く途中で偶然見つけた、
Mariの尊敬するジャニス・ジョプリンの看板。
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ホテルの話は次回として、これヨカッタよう!
舞台はバンドのライブステージ。ふたりのジャニスが、ママに宛てた手紙を中心に、
半生を演じていく斬新な手法。ひとりはジャニスのしゃべりの部分、ひとりは歌の部分を、
スイッチしたり肩を組んで同時に、演じるの。
しゃべりパートのジャニスはルックスもそっくりさんで、けっこう笑いもとりつつ、
起伏とめりはりのある芝居で客を巻き込んでたし、歌のジャニスは名曲を次々とバンドと一緒に
ライブしていく。めちゃ迫力!
ミュージカルなのか、ライブに芝居がついたのか…?
時には影の声が
「スターになったのってどんな気分だい?」
「友達はいたの?」
などと問いかけ、彼女を浮き彫りにしていく。
Mariの英語力では半分しか理解できなかったけど、それでも多くの台詞が、
非常に深い問いかけをこちらにしてくるものばかりで、素晴らしい芝居だ。
Let you go.
2部のはじまりは「メルセデス」という名曲で、客席全員合唱状態。
エンディングはMariが大好きでコピーまでした、アノ名曲「ムーブ・オーバー」
日本には来ないかな?でも権利買い付けても演じきれる役者がいないよねえ〜
-----Taka談その12
Vol.13 (18 May 2002)
HOTEL遊牧民ファティマ.マリ
長過ぎなければ、ホテル暮しってけっこう好き。
必要最低限のものしかなくて、なんか、とってもすっきりした気分になるの。
モンゴルや、モロッコで遊牧民の生活に触れたとき、一番の驚きは家財道具の少なさだった。
今MariはBig Appleの遊牧民だいっ!
ランクの違うホテルをあがったりさがったり、三つ体験。
高くてサービスが悪いといわれてるNYのホテル。
たしかに日本と比べると???って思っちゃう。
1泊2万円は当たり前、これでもテロ事件後お客さんが激減したので価格崩壊してるんだって。
日本だと6〜8000円でも、狭いけど小ぎれいなところたくさんあるじゃない?
(TAMTAMのライブで研究済みのみなさん、いつも苦労かけてすみません、ありがとございます。
いったいどこのホテルでオフ会やったんだろう…お出入り禁止になってないよね????
Mariはとってもしむぱいじゃ〜)
はじめはシェラトンN.Yに滞在。賑やかな劇場街の一角、とっても便利。
大型でいつもコンベンションや観光の団体もいてごったがえしてるの。
一応ちゃんとしてて、お部屋も暖色系で陽当たりもよく、くつろげた。
お風呂がイマイチって思うのは日本人の宿命?(笑)節水に協力して下さいということで、
タオルやシーツは希望しないと、そのまま整頓してくれるだけ。
「なるほどっ、ポンっ!」と思ったので、意識した。
実はナント!半額近い$150〜178で泊まれたのにゃん!
N.Yは毎日為替のように宿泊費のレートが変わるんだって。
延長申し込んだ日のタイミングが絶妙だったみたい。旅行会社の人もびっくりのお値段。
(旅行会社の手数料も入ってるわけだから、実は??OH~!LUCKY!)
次に3ブロック北のパークセントラルに移ったんだけど、
(破格のお客はこれ以上延長がきかなかったってことかなあ?)
ロビーはモノトーンのモダンだし、フライトクルーもいっぱい泊まってて一見かっこいい。。。
ところがお部屋は日が当たらなく、廊下も床も汚いし、
毎早朝ピーピーピーという音に悩まされて眠れない。けっこう参ってしまった。
ランクが下がるって、こういうことなのかなあ。決して悪くはないんだど…
あるものもほとんど同じ、ただ安物だったり少しくたびれてたりするだけ。$171。
砂漠で風呂もなく、毛布だけで砂の上に凍えて寝ていたくせに、何贅沢言ってるんでしょうね?(笑)
でもサハラにいるのと都会のまん中にいるのとはちがうんだよう〜しかも一人ぼっちだし…
♪ひいとおりいい〜ぼおっちいが〜〜こおわあっくてええ〜
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今回はiBookわかんなくて、でもNY日記ぜったいやりたくて、TakaちゃんにかけたSOS国際電話代が、
とおっても高かったでちゅ。トホヒホホ、、、、、
しかもまだ、自分のホームページの見方がわかんないから、
みんなのカキコが見れないのだ〜/さみちいー
ヴィンテージ カー オークションin ロックフェラーセンター
通りがかってびっくり!ロックフェラーセンターの旗がほとんど赤に変わってて、
広場はクラシックカーでいっぱい。なんでも年に一度の有名なオークションが土曜日にあるので、
それまで数日間24時間体制で展示するんだって。
車にあんまり興味のないMariでもつい夢中になるくらい、個性的で歴史をカンジさせる車がずらり。
それぞれ表情豊かで、写真とりまくってしまった。
しっかしかかし、こんなばかみたいに高い値段をつりあげて、どんな人たちが買うのかしらん?
そんなMariを見ていたカメラマンのPATRICが話し掛けてきて、いろいろ面白い話がきけたの。
どこかへ連れていってくれたそうで滞在期間の予定をきかれたけど、
やっぱりなんとなくお断りしてしまった。
旅は、こういう時の判断が分かれ道になることが多い。
あんまり用心深すぎても意外な体験のチャンスを逃してしまうし、かといって100%オープンでも危険。
今回は、かなり安全パイ行動ばかり選んでる。ひとりだからしょうがないよね?
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彼はお母さんが筑波で言語学の先生やってるんだって。車そのものじゃなくて、
車を見てる人たちを撮りに来るあたり、らしいじゃん(笑)
写メールに驚いたんだって。
どんな時になんのために使うの?
日本はみんなどこにいても携帯でしゃべってるね、
人と一緒でもそれぞれが携帯メールしてたり、、不思議だ。。。。。
だってさ*
迷いに迷ってたどりついたユーフォニック・スタジオ。4リズム+SAXの編成でリハ初日。
久しぶりらしく和気あいあいとしながらも、ほとんど休憩なしでビシバシすすめていく。
なぜか、Mariでも知ってる曲がほとんど。NEWMANもたたいてる姿はめっちゃシブクテかっこいい〜!
演奏してるときって一番すてきだよね、ミュージシャンはきっと。
スタジオもとてもよくメンテされてて渋いけど、音も良く、雰囲気がある。
来週の本番が見られないのがほんとうに残念!
Takaちゃんが包国さんに話をしてくれたみたいで、さっそくメールが届いた。
なんと包国ミッチュルが高校時代から、欠かさずコンサート聴きにいってた人なんだって!
もうほら、Jazzの人たちの名前がぜんぜんわからなくって非常識だから、
物怖じしないのはいいけど、猫に小判状態なんだよね、今回。
でも、音聴くと、凄い人たちだってすぐわかるよ。
-----Taka談その13