Gospel初めての出雲ツアー

「神の国=出雲」が初ツアーというので、ただでさえ盛り上がり体質のバンドが、
ますます盛り上がって始まった縁起のいいツアーは・・・
最後まで盛り上がりっぱなしで、無事終了しました。感謝!m(_ _)m

普段は、コンサート、ライブ、イベントと夜本番メインのメンバーにとって、
朝9時から3回ステージを5日間という生活リズムが、一番のプレッシャーで、
目覚まし3連発に加えて、お互いに起こし合うという、万全の体制で挑みました。
ゴスペルは歌のレンジが広く高音も多いし、ダンスもあるから、5時半には起きて
ウォーミングアップが必要。早起きは、このハードスケジュールを無事
にこなすための必須条件ってわけ。

「だったら、早く寝ればいいじゃない?」
と、思うんだけど、汗びっしょりの衣装の洗濯、ミーティング、明日の準備など〜〜〜
なかなか、寝付けないものなんですぅぅぅぅ。
気がつくとホテルのコインランドリーのとこで、自然発生コーラスしてたり、
真夜中にコンビニへお菓子買いに行ったり、廊下でパリスがウィッグつけておカマになっちゃて
皆で声押し殺してヒーヒー笑ってたり・・・
かなり怪しい集団だったかもしれない。

それでも子供達の素直で元気な反応に
エネルギーをもらって、
最終日までハイパーな公演を続けることが出来ました。

コンサートのはじまりは、チャーチで着る黒のローブ姿。でも、頭や顔が派手
なので、入場するなり、子供達の歓声があがり、いきなり会場はハイテンション

ローレンスの頭の後ろについてる、長〜い縞縞のドレッドを見つけたときには、
『キャーー!!!!』
悲鳴だ。「猫の尻尾だあ」

1曲めの[Get Ready] が始まると、生徒達は呆気にとられてステージをみつめている。
先生方は、顔をほころばせて、すぐグルーヴに乗ってうねり出す。
生徒達もハンドクラップをしながらうねりだす。

[All Together in ONE GROOVE]  だ。パリスが前に出てくると、圧倒的な歌と
チャーミングな表情に釘付けだ。その後ろでは、他のメンバーが踊りながらコーラス。

曲が終わると、全員黒いローブを脱ぐ。「わあ〜」っと、声があがる。
時には赤、時には白、時にはブルー・・・
HIPHOPだったり、ドレッシーだったり・・・Gospelは、ファッショナブルだ。
ブラック音楽は、常にダンスとファッションと連動しているからだ。
(ゴスペルチャーチに行くとき、人は皆、せいいっぱいのおしゃれをしていく。)
中学、高校生は特に敏感に反応し、「カッコイイ」と共感を持つらしい。

ある中学校の長髪突っ張りグループは、パリスに
「制服でパンツずりおろしてはくのはクールじゃない。ちゃんと上げて!」
と言われ、素直に全員ずりあげていた。

指揮をするパリスの合図で、音を伸ばしたり止めたり、小さくしたり・・・
チャーチのクワイヤーと同じように皆で歌ったり〜〜〜
ビビのリードでヒップホップ系のゴスペルダンスを皆で踊ったり〜〜〜〜〜
ローレンスが歌う[Amaizing grace]は、昔の南部のチャーチを彷佛とさせるし〜〜〜〜〜
現代のチャーチと同じノリで、ビビ、マリがダンスするまん中で、ラップやハイトーンが炸裂する曲もある。


立体的に演出されているのが、特徴だ。
パリスとマリが話すゴスペルのルーツは、
人は人を差別することのおかしさにふれ、
今、ひとりひとりになにが出来るか?まで、問いかけをのこす。
宇宙船地球号の仲間、友達??とたずねるパリスへの
生徒達の答えは??????

まあ、内容をあまり語ってしまうと、本番のお楽しみがなくなってしまうので、
この辺でやめておこう・・・

それぞれの学校で、先生方が、美味しいコーヒーや、果物、冷たい飲み物など、
心のこもったおもてなしをしてくださり、メンバー一同、ほっと一息、
とてもありがたかったです。

「なにがなんでもお参りにいくぞーー」
くたくたの4日め、3ステージ終えてから、全員で白い服に着替えて、
念願の出雲大社にGO,GO,GOOOOO

おそばの名所でもあるらしいけど、夕方に開いてるお店はなく、自動販売機で
ハーゲンダッツのアイスクリームを買って、幸せ気分になる。
(o^v^o)えっへへ



 
 

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